感染症対策の基本は人から人へ移さないことです。(院内感染の防止)
お口の中は体の外側なので完全清潔な場所ではないという認識。
患者さん毎にグローブを交換することは当然必要ですが、滅菌されたグローブをいつも使う必要はありません。粘膜を開くような手術を行う場合には滅菌されたグローブを使用しております。
いわゆる、インフルエンザやコロナウイルス感染症が主なものですが、当院では各チェアーに口腔外バキュームが設置されており、飛沫対策に効果的です。また換気扇の設置や加湿機能付き大型空気洗浄機を3台設置しており空気感染や花粉症にも効果があります。また発熱等症状がある方は待合室で検温、問診も行っておりますので、お声掛けいただければと思います。
肝炎やAIDSなどの対策です。あらかじめ問診にてわかっている場合には術者はガウンやフェイスシールドを使用し、使用器具は処置終了後、専用の薬液につけたあと蒸気滅菌器にて滅菌します。当院にて血液検査等は行っていないので常に血液は感染の危険性があることを念頭に置き、使用器具の洗浄と滅菌は行っております。